目とその周りのケガ・病気によって目を失う方がいらっしゃいます。眼球が失われた際、外観を改善するために入れるのが義眼です。
このページでは、義眼が必要となる原因、義眼の種類、そして当院が誇る最先端の義眼治療について、丁寧に解説いたします。
義眼治療の強み
- 年間12,086件(2025年グループ全体)の手術件数が裏打ちする「眼形成眼窩外科」
- 「治せない」と言われた病気でも、卓越した専門技術で、不安を取り除く医療を提供
- 生体親和性の高い義眼台を使用し、自然な形状・見た目に近づける義眼治療
オキュロフェイシャルクリニック福岡 院長
菊地 良
眼形成眼窩外科は専門医が少なく、診療体系も十分に確立されていない分野です。私は鹿嶋友敬先生に師事し、これまで5,000件以上の手術を執刀してきました。国内外の学会で知識をアップデートし、亀田総合病院では眼形成外来の立ち上げにも携わってきました。
この度、福岡にて診療を開始し、九州エリアにおける専門医療の発展と、患者様一人ひとりに寄り添った最善の治療を提供してまいります。
最後の砦である自負があるからこそ、最初に当院のドアを叩いていただきたい。
目元の専門医による診察をご希望の方へ
グループ年間1万2,000件以上の美容的眼形成手術の実績を持つ眼形成専門のリードクリニックとして、
機能と見た目の両立を目指した治療をご提案します。まずはご相談ください。
義眼とは
義眼とは、アクリルなどの高品質な素材を用いて精密に製作された人工の目のことです。
さまざまな病気や外傷により眼球を喪失した方にとって、義眼は見た目の自然さと機能性を取り戻すための重要な選択肢です。
眼球が失われている、または角膜の疾患により黒目の部分が白く見える状態は、他者の視線や患者さま自身の心理的な負担につながることがあります。
当院では、最先端の技術と長年の経験に裏打ちされた義眼製作を通じて、自然な仕上がりと安心の品質を追求しています。
義眼の装着により、外見の印象を整え、日常生活の自信と安心感を取り戻すお手伝いをさせていただきます。
義眼が必要となる主な原因
義眼が必要になる主な原因・ケースは以下があります。
- 眼球摘出術後(眼窩腫瘍・重度外傷・緑内障末期など)
- 眼球萎縮(先天性・外傷後・炎症後)
- 小眼球症(先天性):生まれつき眼球が形成されない、または極端に小さい
- バセドウ病眼症の重症例
- その他の重度視力障害
当院の義眼治療の特徴
実は日本国内では、国に認可された義眼台の材料は限られています。
そのため従来は、多くの医療機関で医師の判断のもと、未認可のアクリル製ボールなどを義眼台として使用することが一般的に行われてきました。
こうした背景から、「治療ができない」と思い込み、諦めてしまっている方も少なくありません。
当院では、海外で認可された義眼台を輸入し、眼窩に埋め込む手術に対応しています。また、従来のアクリル素材を用いた方法にも対応し、患者さまの状態に応じて最適な治療をご提案しています。
最先端技術による痛みの少ない医療
当院は義眼治療において、最先端の医療技術と高度な技術力を駆使し、痛みを最小限に抑えた治療を徹底しています。
オキュロフェイシャルクリニック福岡は、福岡・博多において、唯一無二の専門的な眼形成治療を担う拠点として、「安心と信頼」を最優先に考え、妥協のない医療を追求しています。
目立たない場所での切開手術
当院では、世界最高水準の臨床経験と専門知識を持つ医師陣が、傷跡が目立たないよう細心の注意を払って手術を行います。
義眼治療においても、皮膚の切開を避け、目の裏側や自然なラインに沿ったアプローチを採用し、外見への影響を抑えています。
自然な見た目と高い審美性を実現し、患者さまの身体的・精神的負担を軽減いたします。
手術後、すぐに社会復帰
当院は、皮膚表面に傷跡を残さない切開法を採用し、傷を最小限に抑えることに徹底しています。
そのため、手術時間を短縮し、患者さまの負担を軽減することが可能になります。
短時間の手術は、術後の痛み・腫れを最小限に抑えるだけでなく、早期の社会復帰が実現可能です。
当院の義眼治療は、日帰りでの施術を行っており、全身麻酔を用いる場合も、患者さまのご負担をできるだけ軽減し、同様に日帰りでの対応を行っております。
義眼の種類
義眼は主に、眼球が残っている(萎縮している)場合に被せる「薄型義眼(シェル型)」と、眼球摘出後に装着する「通常義眼(厚型)」の2種類があります。
どちらもオーダーメイドが基本で、患者さまの黒目の部分である虹彩(こうさい)の色・血管の入り具合を再現して作られます。
義眼は一つ一つがオーダーメイドで作られます
義眼は、一つ一つが患者さまの個性とご要望に合わせて丁寧に作り上げるオーダーメイドで作られます。
当院では、高度な技術と豊富な経験を持つ専門医と義眼師が、最適な素材と精密な技術を駆使し、自然な仕上がりと快適な装着感を追求しています。
義眼の製作には、患者さまの眼の形状・色調・表情のバランスなど細部まで考慮し、長年の実績と誠実な診療姿勢で対応いたします。
当院では、眼球摘出術後に眼窩内に義眼台(インプラント)を挿入し、その上に義眼を装着する治療を提供しております。
この治療は、義眼台を眼筋と連動させて自然な眼球運動を可能にするため、外見の美しさだけでなく、機能性も追求した高度な治療法です。
私たちは、患者さまの自然な外観と快適な視覚補助を実現し、日常生活の質を向上させることを使命としています。
眼球が残っている場合(眼球萎縮、小眼球症など)や、過去に眼球摘出術のみを受けた場合に、義眼のみを装着する方法。シェル型の義眼を直接装着します。
当院では、眼球が残っているケース(眼球萎縮・小眼球症など)や、過去に眼球摘出術を受けられた患者さまに対し、義眼のみの装着を行っております。
最先端の技術と長年の実績に基づき、シェル型義眼を丁寧に製作・装着し、自然な仕上がりと快適な装着感を追求します。
患者さまの状態に合わせて、最適な治療プランをご提案し、安心と信頼の医療を提供いたします。
義眼台でより自然な義眼治療が可能に
義眼を装着されている方が困る主な点は
①上眼瞼の陥凹(へこみ)
②下眼瞼下垂(下まぶたが下がる)と睫毛内反(逆さまつげ)
の2つです。
その原因は、眼窩(眼を収める骨のくぼみ)の容積不足です。
眼球の体積は約7㏄です。眼球全てを喪失した場合、すべて義眼で補うならば義眼の体積が5〜6㏄程度必要になります。
直径18mmの義眼台では3.1㏄・直径20mmの義眼台では4.2㏄の体積があるため、義眼台を入れると義眼の体積は2〜3㏄で良く、約半分の厚みに抑えることが可能です。
義眼台とは
義眼台は、アクリルやハイドロキシアパタイトなどの生体親和性に優れた人工材料を用いて作られる、義眼の土台となる構造物です。
これらの素材は、患者さまの眼窩組織と良好に馴染み、長期的な安定性と自然な仕上がりを追求するため、採用しております。
ヒアルロン酸とは異なり、義眼台は一定の体積があるため、一度挿入すると眼窩の容積を確保し、自然な外観と機能性を実現します。
見た目の美しさだけでなく、長期的な安定性と患者さまの満足度を高めることが可能です。
当院では、生体親和性の高い義眼台を使用しています
当院では海外で認可された義眼台を輸入し、眼窩に埋め込む手術を行っております。また、今まで同様アクリルなどの素材を使った義眼台にも対応可能です。
海外で使われている義眼台は、アクリルボールと異なり、細かい穴が開いているため眼窩の組織に定着しやすく、細菌による感染にも強いとされていますが、実績を見ると臨床成績に大きな差はないとされています。
自費でも保険でも治療を行うことが可能ですので、ぜひご相談ください。
義眼の症例
Before
After
症例1
【術前】左義眼・眼球陥凹
【術後】左義眼台包埋、左上眼瞼下垂手術、左下眼瞼下垂手術
治療内容
| 料金 |
¥1,430,000(鹿嶋先生) 【保険診療】義眼台包埋術 約20,000円(1割負担の場合) 約60,000円(3割負担の場合) |
主な副作用・リスク
腫れが引かない、内出血がある、目が閉じにくい、完全に閉じないなどのリスクがあります
Before
After
症例2
【術前】左義眼・眼球陥凹
【術後】左義眼台包埋、左眼窩内ヒアルロン酸注入後
治療内容
| 料金 |
¥1,430,000(鹿嶋先生) 【保険診療】義眼台包埋術 約20,000円(1割負担の場合) 約60,000円(3割負担の場合) |
主な副作用・リスク
腫れが引かない、内出血がある、目が閉じにくい、完全に閉じないなどのリスクがあります
Before
After
症例3
【術前】左無眼球症、眼球陥凹
【術後】左義眼台包埋術後
治療内容
| 料金 |
¥1,430,000(鹿嶋先生) 【保険診療】義眼台包埋術 約20,000円(1割負担の場合) 約60,000円(3割負担の場合) |
主な副作用・リスク
腫れが引かない、内出血がある、目が閉じにくい、完全に閉じないなどのリスクがあります
予約から診察までの流れ
当院では、患者さまのご不安・ご希望に寄り添い、丁寧かつ誠実な診療を心掛けております。
初診前の段階から術後の経過に至るまで、オキュロフェイシャルクリニック福岡における治療の流れをご案内いたします。
なお、患者さまの症状・状態により、診療の進行・内容が異なる場合がございます。
あらかじめご了承ください。
初診までの流れ
オキュロフェイシャルクリニック福岡は、無用な混雑を防ぐため、完全予約制とさせていただいております。まずはお電話またはWEBにて受診の予約をお取りください。
紹介状が無くても診察可能です。治療の経過を知るため、紹介状をご持参頂いた場合は診療がよりスムーズです。
病気によっては、事前のMRI・CT撮影などをお勧めさせていただく場合があります。
撮影する医療機関は当院から紹介しますので、ご予約時にご相談ください。
初診日には時間通りお越しください。病気・重症度により必要な検査が変わるため、どの程度時間がかかるか事前にお知らせできません。
診察後のご予定は余裕をもってお越しください。(初回受付からお会計まで、平均3時間かかります)
視力・眼圧などの検査後に、診察となります。手術が必要な場合は、日程をお取りします。その後、採血・心電図など手術に必要な検査を行います。
手術当日の流れ
術後は麻酔薬の影響で、ふらつき・嘔気・嘔吐が起こる場合があります。
また薬の影響で視界がぼやけたり、ダブって見えたりすることがありますが、翌日には改善していることがほとんどです。
術後の鎮痛と内出血予防のため、術後から翌日までしっかりと冷却と圧迫を行うようにしてください。
電車・バスなどでの帰宅は、転倒の危険性が高いので禁止しております。
タクシーもしくは自家用車で送迎してもらいましょう。
遠方(片道30分以上)の場合は、近隣のビジネスホテルへの宿泊をお勧めしています。
手配が必要な場合はお気軽にご相談ください。
手術後・再診の流れ
オキュロフェイシャルクリニック福岡では、術後の診察回数を減らすことで、患者さまの通院負担の軽減に取り組んでおります。
局所麻酔の場合には術翌日の診察はありません。
全身麻酔の場合には術翌日の診察がありますが、来院いただくかスマートフォンのテレビ電話機能を使って診察を行います。
術後の初回再診は1〜2週間後、その後3か月目、場合によっては6か月目の診察で終了となります。
このため手術後の再診は通常2〜3回のみです。
義眼の取り扱い・ケア方法
義眼は、毎日の取り外しと丁寧な洗浄が基本のケアです。
朝夕の2回、清潔な水または保存液で優しく洗浄しましょう。夜間は基本的に義眼を外し、清潔なケースに保管します。
義眼を水・保存液に浸した状態で保管することで、衛生面と義眼の状態を良好に保つことが可能です。また、義眼の表面に細かい傷・汚れが蓄積します。これらを適切に除去し、義眼の美しさと機能を維持するため、1年に1回を目安に義眼師による研磨のご依頼をお勧めいたします。
取扱注意事項
- 洗面所、お風呂場で洗浄を行う際は、排水口に流さないようご注意ください。
- 熱湯・消毒用アルコール等は義眼に損傷を与えますので絶対に使用しないでください。
- タオル等で義眼を強くこすると、傷がつくおそれがありますので避けてください。
- 義眼に傷がついた場合は、直ちに装用を中止し、当院までご相談ください。
費用・保険適用
義眼手術が保険適用となる条件は、眼科医・眼形成医が「治療上必要」と認めた場合に、健康保険(療養費制度)が適用されます。
義眼の費用における保険適用の条件として、眼科医・眼形成医の診断書が必要です。
いったんは全額支払い、後日、健康保険組合に申請して「療養費」として払い戻しされます。
保険診療
オキュロフェイシャルクリニック福岡では、義眼治療においても、患者さまのご要望と状態に最適な医療を提供することを最優先に考えております。
保険診療の範囲内で行う義眼治療については、以下の料金設定です。
| 義眼台包埋術 | 約20,000円(1割負担の場合) |
| 約60,000円(3割負担の場合) |
自由診療
義眼治療の自由診療は、高い審美性を追及する治療です。
保険適用外の生体親和性の高い義眼台を使用し、ヒアルロン酸注射を組み合わせることで、義眼のくぼみ・動きと、まぶたの垂れ下がりを改善し、自然な仕上がりを目指すことができます。
| ヒアルロン酸注射1本 | 95,700円 |
| 義眼台包埋術(自由診療)片目 | 1,320,000円(片眼)+全身麻酔代110,000円 |
よくある質問
A
義眼は視力を回復させるものではなく、外見の自然さと美しさを追求し、患者さまの心理的な安心感を高めるための医療用具です。
視覚機能の回復は期待できませんが、審美性の向上により、日常生活・社会生活において自信と安心感をもたらす重要な役割を果たします。
A
義眼台を挿入した場合、眼筋と連動して一定の動きが生じることがあります。
これは、義眼台が周囲の筋肉と連携し、自然な表情や動作に近づけるための工夫の1つです。
健康な眼と比較すると動きには制限があり、完全に再現することは難しいですが、自然な印象を与えることができます。
A
当院で提供するオーダーメイド義眼は、精密な技術と高度な調整により、自然な仕上がりを実現しています。
適切に製作・装着された義眼は、近距離であってもほとんど気づかれることはありません。
色・大きさ・形状は、患者さまの健康な眼に極めて近似させることで、違和感のない自然な仕上がりを追求しています。
A
当院では、義眼をお持ちの方が安全かつ快適にスポーツを楽しめるよう、サポートしております。
多くのスポーツは義眼をつけたまま行うことが可能です。
激しいコンタクトスポーツ(格闘技・ラグビーなど)は、義眼の破損と眼窩の損傷リスクが伴います。
適切な保護具の使用と事前の医師へのご相談を強く推奨します。
水泳についても基本的には問題ありませんが、義眼の安全性を考慮し、ゴーグルの着用を推奨しております。
A
義眼を装着したまま温泉やサウナに入ることは可能ですが、いくつかの注意点があります。
高温の環境・長時間の入浴は義眼の変形や劣化のリスクを高めるため、長湯はお控えください。
また、温泉の成分によって義眼の変色・表面の汚れが生じる場合もありますので、ご入浴後は丁寧に洗浄し、清潔な状態を保つことが重要です。
A
当院では、義眼の状態を最良に保つために、半年から1年ごとの定期的なメンテナンスを推奨しております。
メンテナンスは、義眼の研磨・洗浄・眼窩の状態確認を含み、長期にわたり自然な見た目と快適さを維持するための重要なケアです。
また、何らかの異常や不快感を感じられた場合には、定期検診のタイミングを待たずに、受診してください。
心理的サポートについて
義眼装着に伴う不安・疑問・日常生活における悩みなど、心のサポートも誠実に取り組んでおります。
経験豊富なスタッフが、丁寧かつきめ細やかなサポートを通じて、患者さまへ安心と信頼を持って丁寧にお応えします。
私たちは、患者さまの心のケアも重要な医療の一環と考え、最善の解決策をご提案いたします。
義眼師について
義眼師は、眼球を失った方・先天的な眼球の状態により外見にお悩みを抱える方へ、オーダーメイドの義眼を作成・調整する専門的な技術職です。
当院が連携している義眼師は、患者さまの個別の悩みに応じて、自然な外観と快適な装着感を追求し、生活の質の向上に貢献します。
国家資格を持つ医師・看護師とは異なりますが、長年の経験と高度な技術を持ち、患者さまの外見と心のケアに真摯に向き合う専門職です。
義眼の適合調整から眼窩再建まで、目元専門医が対応
眼形成領域のリードクリニックとして、
眼形成を、日本のインフラに
年間1万2,000件以上の
美容的眼形成手術の実績
日本全国に6院
グループ医院を展開
大学病院含む
1,281機関から紹介実績
※ 東京・大阪・京都・千葉・新前橋の5院、2025年1年間での症例対応件数
当院では、義眼の適合診察から眼窩再建まで、眼形成の専門医が一貫して対応いたします。高度な専門性と豊富な実績を持つ医師陣が、患者さまの状態に最適な治療計画を立て、確かな技術で安全かつ精密な治療を行います。
オキュロフェイシャルクリニック福岡の使命は、九州エリア福岡・博多の患者さまへ、単なる外科的処置を超え、安心と満足を追求した誠実な医療を提供することです。高品質かつ安心な義眼治療を求める方にとって、皆さまの目元の健康と美しさをお守りします。
眼形成眼窩外科は国内の専門医が非常に少なく、診療体系が確立されていない分野です。私は鹿嶋友敬先生に師事し、これまで5,000件以上の手術を執刀してまいりました。国内外の学会で常に最新の知識をアップデートし、2021年には亀田総合病院で眼形成外来を設立するなど、一貫して専門医療の普及に尽力してきました。
この度、福岡の地で新たな一歩を踏み出します。九州の眼形成領域をリードし、地域の皆さまに親身に寄り添いながら、オーダーメイドな最善の医療を提供してまいります。